寝言

怒涛の二ヶ月が終わり、ほっと一息飲み会の後すやすやと寝息を立てていた私。I嬢が鞄のファスナーを思いっきりビリビリと開いたところ、むくっと起き上がり目を見開いて、

「ぶたさんがいるよ〜。何ぶすぶす言ってんの〜」

一瞬たじろいだI嬢ですが、

「大丈夫だよ〜。ぶたさんはいないよ〜」

と返したところ、素直に「そうでしゅか」と言って眠りに戻っていったそうです。