Rembrandt’s Late Religious Portraits

haruko412005-08-20

The J. Paul Getty Musuemで開催されているレンブラント展へ行ってきました。レンブラントといえば有名な『夜警』(1649年)、光と影のコントラストが印象的で一度見ると忘れられない作品です。今回はそれより10年ほど時代が下がって1660年前後に描かれたキリストとマリアさま、十二使徒肖像画の特集でした。同じく影の中の光が強調されていて、一枚一枚、顔・手・衣服・小道具など光を集める場所は違えど、作者の思い入れが感じられる作品群でした。中でも若いユダヤ人をモデルにした”THE RESURRECTED CHRIST”は、光の部分が多いせいか心に残っています。
ここは常設展のほかに、いつも5,6個の特別展を開催しているのですが、別のShrine and Shroud: Textiles in Illuminated Mnuscripts展にも足を運びました。手書き本における聖地と装束の特集で、印刷技術がなく羊皮紙などに手書きされていた中世の頃の作品がずらり。前回もこのような本たちを見ましたが、どうやら特集ごとに違うページを展示しているようです。Central Gardenに入って散歩もできました。
前回2004年12月29日に行ったときの日記はこちら。http://dl.nazca.co.jp/prog/dl_ver2.phtml?id=enmachi