やっと予約

しわしわ椰子の木

ずっと気になっていた小児科医とマタニティツアーの予約をしました。言葉の関係でどうしても電話に苦手意識がある私、気になりながらも先延ばしにしていたのです。これで少し肩の荷が下りてほっと一息。
アメリカでは、出産後すぐ小児科医に赤ちゃんを診察してもらう必要があるため、妊娠中に担当を決めます。今かかっている丘の向う側の産科医には、こちら側の小児科医を知らないといわれて困っていたところ、随分前に知り合いの伝で薦められた小児科医のことを思い出し、そのメールを発掘しました。クリニックの予約は一ヶ月半も先。そうはいっても、産科医を探す時にもっと難儀したことを思うとまだましです。あの時はアメリカの民間保険事情をわかっておらず、保険会社のウェブページで検索して何軒か電話をかけても、保険の対応がないとかあるとか、もう産科はしていないとか、引越ししたとか、頭の中が混乱して悪阻がひどくなる一因だったような気がします。友人の知り合いに口コミ情報を集めてもらって、妊娠発覚から三週間が経過した頃にやっと今のお医者さまの予約が取れ、初診はその一週間後のことでした。
マタニティツアーは、実際に出産する病院内の見学ツアー。以前にも書いたように、クリニックでは検診だけ、出産は設備の整った病院へお医者さまと一緒に出張るのです。というわけで、事前に出産する病院設備を確認できる唯一の(?)機会。このときに、Pre-Admission Formを出しておくと、いざ陣痛が来て分娩、というときに入院手続きに煩わされなくてすむ、ということのようです。連絡先番号が留守番電話になっていたので、駄目もとでメッセージを残すと、驚いたことにきちんと折り返し連絡がありました。この予約は二週間先。
まだ臍帯血の手配、その他こまごまとした準備をしなくてはいけないのですが、我ながらどうものんびりしているようで、自分にはっぱをかける意味でもここに書いておきます。
写真はアパートメントの窓から見えるしわしわの椰子の葉です。先日の写真は特別に見つけた小さな小さな秋ですので、実際に見える景色はこんなものだと思っておいてくださいませ。