東京→LA

日本は繊細だ。

正味十日ほどの滞在を終えて帰路へつきました。日常の家庭料理の美味しかったこと、何よりのご馳走でした。また、大勢の友との再会も嬉しいことでした。日本で子育てをしている友だちの話は、親と子供の数だけさまざまで、新米母として共感したり励まされたりすることがたくさん。日本の中でもこれだけ多様なのだ、と、異国での初めての育児に肩肘張っていた固さが緩んだように思います。友人の「育児にはどれが正しくて、どれが間違っているということはない」という言葉をしみじみと反復しました。
一方、新しい環境へ適応しようと努力したのか二週間で随分成長したすー。あやすときゃっきゃっと反応がかえってきますし、自分の手を興味深そうに見て一人遊びもできるようになりました。ぐずりも少なくなり、帰りの飛行機の中ではお腹がすいたときだけ声を出し、後はほとんど膝の上で寝ていました。成田で着替えとオムツ替えを一度ずつ、機内のオムツ替えは二回、LAXで一回、と行きよりも手がかからず。
写真は成田空港で食べた「京湯葉といろいろねぎのあっさりうどん」。人参と生麩は桜形で、日本は繊細だなあ、と名残を惜しんだことでした。