槍の鞘

5月は葵祭りをはじめとしてお祭りが多い月なので、槍の鞘という建水が出ていました。刺しとおしの蓋置に柄杓を通し、蓋置を建水に落として、上から持ちます。柄杓を出すときに左手で蓋置きごと取り出して、左手の薬指と小指を開いて右手に持たせ、しばらくは左手で囲っておくのがコツ。蓋置が柄杓の柄の下まで来ると、右手の人差し指でいつもどおり、鏡柄杓にします。