パレスチナ紛争史

パレスチナ紛争史 (集英社新書)

パレスチナ紛争史 (集英社新書)

中東情勢の単語が混乱していたので、理解するのにちょうどよい一冊でした。紀元前1000年の昔からの歴史に始まり、第一次世界大戦以降の近代史から現代に至るまでのコンパクトな歴史と、現地に駐在していた日経新聞の記者が肌で感じたことを、イスラエルパレスチナ双方から等距離をおいて、冷静に記述されています。
この対立の構図はずっと変わらず、よほどのことがない限り、永遠に紛争が続いていくのではないか、と思わさせられました。