山小屋でお茶のデモンストレーション

お茶@アップルヒル

自由時間にお茶のデモンストレーションを頼まれましたので、千歳盆、お茶碗、棗、茶杓茶筅に建水、お抹茶お菓子などを持ち込み、夫ににわか半東(助手)をお願いして、かなり略式ながらやってみました。定刻の少し前に山道を散策して、茶花になりそうなものを切り集め、うまい具合に気温も上がってきたので浴衣に着替えていざ。
どれくらいの人が興味を持ってくれるか不安だったのですが、アメリカ人、ブラジル人、メキシコ人、アルゼンチン人、ドイツ人など13名の方々が参加してくれました。ご覧のとおり、立礼席にお客さま席を二つ設え、代わりばんこに飲んでいただき、希望者には点ててもいただきました。三日後から息子Asが日本短期留学するというDaと7歳のCh。初めての方には、茶筅を振るのが難しいようです。
初めて自分で主催した茶会の割には、おおむね好評のうちに終わったようでほっとしました。その一方で、説明の拙さとお湯の保温には課題が残ります。現地で借りたアルマイト製のようなピッチャー、蓋がないせいかすぐにお湯の温度が下がってしまって点てづらかったのです。そういうことも含めて、いい経験になりました。