初ハロウィーン

Qちゃん&Sちゃん

昨年はちょうど一時帰国していたので、今年が私にとって初めてのハロウィーン。夕方から、たくさんの子どもがやってくるというRさまのお宅に寄せていただき、どんな様子か体験しました。
仮装した子どもたちは、玄関廻りにハロウィーンのお飾りをし室内から明かりの洩れているおうちを訪ねては、“Trick or Treat!”といってはお菓子を入れる袋やカボチャ型の鞄を差し出します。小学生あたりの年齢層の場合は、親御さんが通りまで同伴しているケースが多いのです。それより小さいお子は親御さんと玄関までやってきて“Trick or Treat!”。海賊、スパイダーマン、お姫さまや天使など、思い思いの仮装が楽しい。
特に印象的だった二組をご紹介。まず一組はお揃いの可愛い虎の着ぐるみで現れた三歳ぐらいの男の子とお父さん。プーさんキャラクターのTigger、Aさんとディズニー歴のある夫によるとティガーと読むのだそうですね。もう一つは大きな眼鏡をかけ髪の毛を高い位置で二つにくくった個性的な女の子。「私はNerdよ」ですって。大げさな仮装をせずにあそこまでのオーラを出せる彼女はなかなかの業師とみました。写真を撮らせてもらえばよかった、と後悔。
わんちゃんたちもみつばちくんとお姫さま、赤頭巾ちゃんの仮装でやってきました。写真を撮る時は外してしまっていたのですが、頭にみつばちの触覚やお姫さまのベール付帽子まで被ってトータルコーディネイトしていたのです。
ハロウィーンといえば、かぼちゃに仮装というのが私の場合のイメージ。一体どんな行事なのかウィキペディアで調べて、多少強引にまとめましたのでメモしておきます。ケルト人の収穫感謝祭が起源で、彼らの1年の終りである10月31日の夜には、死者の霊が家族を訪ねたり精霊や魔女が出てくる、と信じられていたそうです。これらから身を守る為に、仮面を被り魔除けの焚き火を焚いていたのを、キリスト教万聖節(11月1日)に取り込んだのがハロウィーン。徘徊する幽霊に食べ物とワインを残す古代ケルトの風習に代わるものとして、死者の日(11月2日)にキリスト教徒が行っていた物乞いの習慣が奨励され、これが「トリック・オア・トリート」に発展したともいわれているようです。
Rさま、Aさま、楽しい時間と美味しいお食事をありがとうございました!