Holiday Party Ⅱ

エントランス

P&Dのお家は、私の知る限り一番の豪邸でした。自動で開く門を一歩入ると並木に飾られた赤いライト、小道の両側にはキャンドルが置かれ会場へ誘います。どんどん奥へ進むとポニーが二頭お出迎え。そこからゲストハウスを横目に小さな橋を渡って、本館に到着です。一歩入ると優に背丈の倍はあるクリスマスツリーが飾られ、その向こうはパティオ。ケータリングのウェイターがすすめてくれる前菜を摘まみながら、キッチンとリビングエリアを探検しつつ、奥の庭のバーカウンターで飲み物をいただきます。300人ほどのゲストがゆったりと過ごせる余裕の広さ。
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いくつかある階段のうち、二つが開放されていました。一つはホームスクール用の部屋で子どもたちの天下。もう一つは趣味の部屋で鉱石や古い顕微鏡などが雑然と置かれています。そこからロフトに上がると第二次大戦中に活躍したU-ボートの潜望鏡がありました。住人の個性や嗜好が反映される家だなあ、と感じさせられるとともに、ホストの息子さんがウェイターとして立ち働いている姿も非常に印象深いものでした。