ろくろ

茶碗

週に一回の陶芸教室でろくろを回しました。洋式と日本式のうち、少しは馴染みのある後者を選んだのですが難しい。「目を閉じて手のひらに土の神様を感じるのよ」という言葉を耳に、精神統一しようとしてもなかなかうまくいかず歯がゆい思いをしました。手付きを見て、初めてじゃないわね、と言われたとおり、今まで二三回轆轤をまわしたことがあります。一度目は信楽で。初心者の割に薄くできて悦に入っていましたら、二度目の清水で玉砕でした。土が軟らかくて、思ったとおりに成形できずぐにゃぐにゃになるのです。その再来でした。今回の作品は出来上がったときにお目にかけるとして、前回のぐにゃぐにゃ作品の写真を載せます。言わずもがな、左が私、右は先生が轆轤を回された茶碗です。