American Gangster

ユニバーサルシティ

格好の良い映画でした。1960年代後半から70年年代前半にかけて、ハーレムで麻薬業界ひいてはマフィア業界を牛耳った実在の人物フランク・ルーカスをめぐる物語。人種、麻薬、汚職などの問題を絡めながら、うまくバランスを取って終末に向かう脚本と刑事リッチー役のラッセル・クロウ、衣装、室内装飾などの設定が良い。フランク役のデンゼル・ワシントンにはもう少しざらっとした味があってもよかったように思います。個人的には、言葉が難しくて物語についていくのが大変でした。“Good Night, and Good Luck.”に次ぐ、もう一度字幕付で観たい作品です。
Universal CityのCity Walk Cinema前には大きなクリスマスツリーとサンタさんが常駐していました。Universal Cityには社員旅行以来。あれから約10年経ったのか、といろいろな意味で感慨深いことでした。