Bob Dylan’s American Journey 1956-1966

ハヌカ・ランプ

初っ端、入口に、「風に吹かれて」コピー版のレコードジャケットがずらずらっと展示されて、なかなか壮観。ボブ・ディランと言えば「風に吹かれて」、「風に吹かれて」と言えば私にとってはジョーン・バエズ。幼いころ、母にカセットを聴かされて、歌詞カードを見ながら一緒に歌っていました。ジョーンは一世を風靡したフォークの女王で、ボブとは一時恋仲であり、今は一生の友として付き合っているのだそうです。奥のインタラクティブコーナーでは、ドラムやギター、キーボードカラオケのようなものなど数々のローランド製品で楽しめます。言うまでもなく、「風に吹かれて」を久しぶりに歌いました。
会場はユダヤ人の財力を感じさせるSkirball Cultural Centerユダヤ人の歴史や文化の常設展示には、いろいろな行事の説明などもあり、ちょうど終わったばかりのパスオーバーは、もともと二千年以上前にエジプトで奴隷だったユダヤ人が解放されたことが端緒で、それを子々孫々に語り継いでいるのだとか。子供が親に尋ねる決まり文句まであるようで、春の到来を祝うという側面があるにしても、恐るべき気の長さです。写真はハヌカランプ。