二十ヶ月誕生日

正に急成長を遂げた一ヶ月で、毎日驚かされることばかりです。姑が十日ほど滞在したことで周囲に言葉が増えたことが関係あるのかどうか、口から出てくる言葉数が一気に拡大しました。発音しづらい言葉があっても、臆せずに私たちの言葉を反復しますし、最大三文節で意思を表現します。ソファに寝転んでいた私の足を「足、邪魔」といいながらどかせて、ニコニコしながらそこによじ登りちんまり座る姿は、どう考えても笑えます。自分では一人前と思っているのでしょう。「じぶ(自分)」と言いながら、一所懸命にカーシートに乗り込んだり、一人で食べようとする姿に頼もしさを感じます。
歌うようにもなってきて、一番の気に入りは「さんぽ」です。♪あるこう、あるこう、わたしはげんき〜と歌ってやると、その先の歌詞「どんどん」「みち〜」など笑顔で発します。車中で同じ童謡のCDを聴いているとイントロで「どんどん」や「ねんね」と彼女なりの題名を言います。サザエさんのテーマ曲にも大喜び。ABCの歌の最初のABCも繰り返しつぶやいています。元永さんの絵本好きは変わらず、最近気に入りに加わった絵本は「ノンタン」です。文字や数字にも引き続き興味を示しています。好きな数字は三。サンが言いやすいみたいで、一の次でも三です。
Yoくんの二週間出張の直後は、かなり母親っ子になってべったりでした。彼女なりに父のいない寂しさなどいろいろと感じたのでしょう。今はまた「とーたん」大好きっ子です。父親は「とーたん」なのに、母である私には「はーたん」と友人扱いです。何故でしょう。
年下の子たちにも優しくできるようになってきました。プレイデートの前に「今日はすーが一番年上なのだから、お姉さんらしく頑張ろうね」、と言い聞かせると、ちゃんとそのように振舞えました。一つ一つを頑張っている姿に、毎日驚かされ、幸せをもらっています。