二歳四ヶ月誕生日

三輪車でお散歩、楽しいね。

新しい家族を迎え試練の一ヶ月でした。最初はお姉さんとしてけなげに頑張っていたすーでしたが、三週間ほど経過したあたりで限界点に到達したようでした。授乳のときに一番嫉妬するみたいです。でもYoくんや母の協力で徐々に受け入れている様子。けーと並んでコロンと転がってオムツを替えてもらったかと思うと(トイレトレーニング中断中)、けーに腕枕をしてあげたり、口づけしたり、と複雑な乙女心です。
そういえば、一昨日、ドラムのデモンストレーションで「公平さ」について面白い場面に出くわしました。お友だちが見知らぬ男の子から理不尽な扱いを受けているのに対し、Yo君の膝から床に降り立ちったすーが決然とその男の子を指差したのです。それまで周りの爆音にビビッて父の胸に顔をうずめるようにぴったりと抱っこされていたので、その行動に私はびっくり。結果としてはその見知らぬ子から同じように’Noooo!’と威嚇され、べそをかいて引き下がったので、行動の甲斐はなかったのですが、娘の成長振りに驚かされました。Yoくんによると、子供はかなり早い時期から公平さを理解するものらしいです。
精神面だけではなく身体面でも成長しており、身長が95センチを突破しました。シャツやズボンを自分で脱いだり、たまに着ようと試みたり、三輪車のハンドル操作が上手になったり(まだこげません)、格段に出来ることが増え、コミュニケーション能力も上昇しています。引き続きお手伝いが大好きで、母を半分困らせながら台所に侵入しています。
そうそう、実験のでんじろう先生の空気ボンボン(空気砲)をビデオで見て気に入り、Yoくんに作ってもらって大喜びしていました。絵本では、二歳用のオムニバス『おはなししましょ』と図鑑、それからバージニア・リー・バートンの”Mike Mulligan and his Steam Shovel” が特に好きで、韻を踏んでいる特定のページを読むように何度もねだられます。英語での会話は殆どしない子なのに面白いものです。
次の一ヶ月でもまた更なる成長が見られることと、願っています。まだ二歳で彼女自身も赤ちゃんなのに、お姉さん役をしいられることを不憫に思うこともありますが、がんばれ、すー!