ベルリンの壁

ポツダム広場にはベルリンの壁が一部残されています。地図や壁がある頃と現在との対比写真などの掲示もあり、ドイツ語がよく分からない私にも何となくの概要を掴めるようになっています。壁の崩壊後に生まれたであろう孫に一生懸命説明をしているおばあさん(たぶん)もいらっしゃいました。何よりも心を打たれたのは、壁の薄さです。15cmほどしかないからいつでも破れそうに思うのですが、分断は28年にも及んだわけですから、精神的な威圧と監視がいかに厳しかったかということでしょう。