［せいかつ］ Huntington Library

Pasadenaの南隣San MarinoにあるHuntington Library に参りました。ここは鉄道と不動産で財を成した富豪の邸宅跡で、Libraryとはいっても正式名称が”The Huntington Library, Art Collections, and Botanical Gardens” というだけあり、25万坪の敷地内の庭園や芸術作品が見ものです。
イオニア形式を模したように見えるLibraryの中をちらっと眺めた感じでは、Getty Museumの羊皮紙本コーナーを凌駕しているのではないかしら、と思いました。有名な”The Blue Boy” と”Pinkie” の原画も別棟に展示されています。収集品の幅というよりは、故人の趣味の深さが窺い知ることができるコレクションがずらり、というような雰囲気です。
数々ある庭園の一つは、”Memoirs of a Geisha”のロケ現場だったというJapanese Gardenでした。写真を見て造ったらしく「日本庭園」ではないながらも、桜、藤、つつじが咲き乱れ、何より柳が芽吹いている様には感動しました。椿もまだまだ見ごろ。日本とは違う気候なので、いろいろなものを多層的に楽しむことができるのは、ロサンゼルスならではでしょう。
夫が出張中ということを聞いたReiさんが連れて行ってくださったわけですが、いろんな話を聞いていただきました。在L.A.20年以上、しかもずっと働いてこられたという人生の先輩の意見は大変有意義で、なるほど！と手を打ちたくなることがたくさん。いいご縁をいただいたことです。
今日はメモリカードをカメラに入れ忘れてしまったので、写真は入場券のステッカー。近いうちに再訪する予定なので、そのときに写真を撮ってお見せしようと思います。