リモージュの極楽浄土

リモージュ

先日紹介した骨董市には実は二回行きました。その結果、只今わが家にはリモージュの50ピースセットが鎮座しています。8客分のスープ皿、ディナー皿、ティーセット、デザート皿プラスプラッターの大と中。Elyseeという名前のシリーズのようで、調べるとフランスのエリゼ宮以外にギリシャ神話の極楽浄土という意味があるのだそうです。アメリカではお嫁入り道具の一つとして、チャイナのセットを持たせるということを聞いたことがあり、実際に人を招く時には必要かもと思っていた矢先にいい出会いがありました。1920年代の品だそうで、お皿の裏のマークが何種類かあるところから見ても、一度に買い求めたものではないことが分かります。少しずつ集めたのか、割れたものを補充したのか、一人の手によるものか、何人かが関わっているのか、今までの歴史は皆目見当もつきませんが、なかなか好ましいセットだと気に入っています。これからはいろんな料理の背景となってくれることでしょう。Yoくん、ありがとう。