LAオペラからの営業電話

藤の花

二度寝でうとうとしていた土曜日の朝、夫から渡された受話器には、LAオペラからだというお姉さん。非常な早口で喋りまくるには、秋からシーズンチケットを売りたいらしく、「赤ん坊がいるから結構です」と断ったつもりだったのが、「赤ちゃんは素晴らしいけど、ハルコ、あなたにはソーシャライズする時間も必要よ。日曜日のマチネなら○本セットで☆00ドル。ベビーシッターを雇って、ご主人と一緒にいらっしゃいよ。今なら、ファウンデーションサークルのとってもよい席を用意できるわ。クレジットカードのデータもあるから、すぐ買えるわよ。もし行けないときは、友だちに譲ればいいのよ!」と立て板に水のごとく。呆然としたまま、何とか断って電話を切ったものの、何だか妙に米国らしいなあ、とおかしくなってここに紹介することにしました。なお、お姉さんの台詞は私が聞き取った限りのことですので、ご承知おきください。