歯の神経を抜く

歯の神経を抜いたのは初めての体験。無事に終わってほっとしました。こちらでは歯の神経を抜くための専門医が施術するため、別のオフィスに出向かなくてはいけないこともあるようですが、今回はいつもの歯医者に出張してきてくれるということで気分が楽でした。問題の31番の歯だけを見えるように幕を張り、いざ開始。
その幕が口にぴたっとくっついて息が出来なくなったりして、自分で口中の吸引をしつつ、途中からは先生が使うレンズに小さく写る治療の様子を観察して、不思議な気分になっていました。私の目には同じように見える小さな器具をいろいろ取り替えて作業しているのです。神経の形がC shapeという2-3%くらいの割合で出る珍しいものだったらしく、途中歯科助手さんやいつもの先生が覗きに来て、ちょっとした見世物になりつつも、約二時間の治療が終わりました。後の痛みも一切なくありがたいこと。この歯がどうして感染したのか疑問だったのも、ひびが入っていたから、と説明があり納得でした。
そのもともとの感染源は、というと、これは推測の域を出ないのですが、風邪だと思っていたのは副鼻腔感染症(Sinus Infection)だったからではないか、と思うようになりました。ちょうど、同じ時期に同じ症状を患っていた妊婦のお友だちが教えてくれたのですが、症状がぴったんこ。鼻づまり、目、顔面、こめかみ、歯の痛み!素人が決め込んではいけないでしょうけど、もうこれしかない、という合致具合でした。今はようやく体調の全てが落ち着きつつあり、無事に出産日を迎えることができそうです。