日本雑感

LAに着いた翌日からすーをプリスクールに連れて行き、そのまま時差ぼけになる暇もなく日常生活に突入しています。腰の痛みが治まったところへ背中に走った激痛も治まり一安心しているところですが、どうもぼけぼけしているようで布巾を焦がしたりしています。行くつもりだった週末のボランティアも、急遽大事を取ってお休みさせてもらいました。日本に二ヵ月半も滞在していたことを忘れてしまいそうなので、そうなる前に日本雑感を書いておきます。
二年ぶりの日本では東京と京都で一回ずつ、カルチャーショックを受けたのですが、日本のお母さんたちは本当に逞しいですね。いつもLAで車移動している身としては、最初相当疲れました。公共交通機関、特に東京の地下鉄での階段の多さ、エレベーターの少なさはかなりのもので、相当下調べしなければどこにも行けない〜とうろうろしていました。それでも東京ではストローラーを開いたままバスに乗れますが、京都ではつい最近までそれは禁止だったのですってね。友人とも喋っていたのですけれど、ストローラーの時期は一時的なものですが、車椅子の方たちはいろいろな場面でさぞ不便をされていることだろう、と改めて思いをいたしました。
同じく滞在中のアメリカ人の友人とは四人乗り自転車の話題もホットでした。抱っこ紐で赤ちゃんを抱き、前に一人、後ろに一人乗せているお母さんたち、見ているだけで怖かったのですが、もうそれしか移動手段がないということですよね。転ばないように、せめて子たちにヘルメットをかぶせてあげてください、と心の中で祈っていました。
しかし、生まれ育った国というのはいいもので、特に故郷は何もかもがいいなあ、と感動の日々でした。言葉、食べ物、風景、町の空気に、皮膚が喜んで呼吸しているようでした。何より、家族、親戚、気の置けない友人知人との再会はとても嬉しいもので、たくさんの会話でリフレッシュしました。まだ会えていない方々とも次回は是非お目にかかりたいと思っています。今度帰れるのはいつかなあ。
さて、来週はホリディシーズン全開で少し忙しく、私は木曜日にすーのプリスクールであるパーティの準備に頭を悩ませています。娘の希望でクッキー／カップケーキの担当になったのですが、どんなものがアメリカの三歳児たちに受けるかなあ？自作するかそれとも買うか？うーん。良いアイデアがあれば、ぜひ教えてください！