十四ヶ月誕生日+一日

もう何というかこの時期は本当に可愛いの一言なのです。よちよちと歩く姿に目じりを下げ、嬉しそうな笑顔に頬は緩み、泣いていても口角は上がるという次第です。道行く人も「あ〜い」(Hiのつもり)や「あいあ〜い」(バイバイのつもり)と手を振られるとにっこりしてくれて、それが嬉しいのか、あらゆる人に愛想を振りまいています。
いろいろと言葉が分かってきたようです。いただきますやご馳走さまの時は手を合わせ、「すー」というとお姉さんを指差し、「くっく」と言うと靴を掴みます。ズボンを履かせようとすると足を出し、靴を履かせようとするとまた足を出します。リーシュを掴むとぴょんぴょん飛び跳ねる犬のようにお外が大好きです。外に行きたいときは靴を持ってきて催促です。「○○する人、手ぇ挙げて〜」というと「は〜い」と右手を高々と挙げます。嫌なときは無視か得意の首振りです。
階段上のゲートを外してみました。慎重派なのか切羽詰ることがないからか、最初は一人では下りようとはしませんでしたが、気がつけば姉と一緒に動いています。すーが生まれてから初めてゲートが外されたので、階段を見上げると広々しています。
好きな遊びは「ボール取ってこ〜い」。ボールを投げると犬のように駆け出します。電話大好きで戸棚の扉を開けて受話器を取り出し、耳に当てて「もしもし」の真似。コンピュータのマウスをごしごし動かしています。絵本も好きで、読んでほしい本を持ってきたり、一人でページを繰っています。
周りを良く見て真似しています。フォークやスプーンといった道具を使いたい。フォークで食べ物を刺して口に持っていけたものなら、もうニコニコです。お姉さんが泣いているときも、頭なでなでしてよしよししています。挙句の果てによその赤ちゃんが泣いているときもよしよしのつもりで、顔面を撫でていました。公園でも一人であちこち歩き回ってボールや砂場で遊び、興味深いことや人がいるとじ〜っと観察しています。場所見知りや人見知りはまだありません。
男の子ってシンプルと言う意味が分かってきました。睡眠、食欲、おむつなど生理的な欲求が満たされれば、機嫌はよいのです。