[たび] 鳥のえさやり、そして再び湖水地方へ

草地も広くてのびのび走り回れます

LA出発以来の疲れと時差ぼけのため、朝寝坊をしてお昼間は大学内を散策していました。Sultan of Lancasterというカフェ(働いているのはインド系が多い)のある円形広場では鳩に、その後、構内の湖では鴨と絵に描いたような一匹のルースターに、えさをやるのが楽しく仕方がない子たち。キャイキャイいっています。大きな池といってもいいような大きさの湖でも大学内にあるっていいですよね。広くて高低差がある分、二人ともストローラーに乗られたり寝られたりすると私の体力が限界になりますが。

送信者 20110728lake&lowwoodhotel
夜はYoくんの会議のバンケットに参加します。会場は、昨日訪ねた湖水地方で、アンブルサイドからウィンダメアへ向かうバスから通り際に、素敵だな〜と見ていたLow Wood Hotelでした。花で飾られた外観の向こうには、マリーナにヨットが停泊しているのが見えます。
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ディナー会場の机の上には、フルコースとまではいかないにしてもにセッティングされたテーブルウェアでぎっしり。イギリスのフォークって妙に長くてひるんでしまいます。子供用コースを頼んだすーの前にもいっちょ前に同じコースが運ばれてきます。前菜のパルフェはGoosnargh というこの地方の地鶏を使ったもの。けーも気に入っていましたがピンクペッパーがきいて美味でした。
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口直しのレモンソルベ、主菜の後にアランの講演が約一時間あり、その間は子たちとともに退席し、落ち着いた庭で草や石で遊んだり、流石に十時ともなると暗くなってくるので、広い廊下を我が物顔で歩き回ったり。庭のことは良くわかりませんが、野趣溢れつつ手入れが行き届いて気持ちよかったです。LAではこんな時間に外出していることなど滅多にないのですが、旅先となると時差ぼけもあってもうわけが分かりません。
送信者 20110728lake&lowwoodhotel
講演の後に、デザートとコーヒーがサーブされ、お開きとなったのは十一時半過ぎていたのではないでしょうか。ホテルの部屋へ帰り着いたのは何と深夜一時だったので、もちろん窓の外は漆黒の闇なのですが、イギリスの田園風景は本当にのどかで、牛や馬や羊が思い思いにのんびりと草を食んでいます。往路、石垣で区切られている牧草地を見た隣席のイギリス人が「イギリスには、四角いものはないのです」と言うとおり、まるで日本の棚田のようなのが印象的でした。