バッキンガム宮殿、ロンドンアイ

ロンドンは綺麗だけどバリアだらけです

イギリス滞在も残り三日となってきたところで、観光モード全開です。まずはエリザベス女王の居宅、バッキンガム宮殿へ。夏は避暑でいらっしゃらないため、公開されているのです。地下鉄グリ−ンパーク駅を下車し、見上げると綺麗な吊り花かごが。イギリスはどの街角にも美しい花かごが吊り下がっています。日本大使館を横目にグリーンパークに入り、バッキンガム宮殿へつながる小道の地面をふと見ると、The Diana Princess of Wales Memorial Walkとあります。

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ちょうど衛兵の交代式の直前で鈴なりの人たちをかきわけ、見学窓口に急ぎます。入場してからすーがトイレに行きたいと言い出したので、係員に聞くと見学ルートの最後にしかないので、一度出て公衆トイレへ行ってください、とのこと。子供の足では五分以上かかるところにあるのでした。ちなみにイギリスのトイレは駅のも有料です。ああ、ヨーロッパ。宮殿内には70ものトイレがあるそうですが、当然下々のものには貸し出すわけがありません。
宮殿は白と金を基調とし、豪奢でありながらくどさはなく上品でした。日本語のイヤホンツアーを聞きながらまわるのですが、非常な人の多さと疲れもあり宮殿なんぞ面白くない子供に手を焼き、しっかりは聞くことが出来ません。あ、フェルメールの絵がありました。四月の婚礼のウェディングドレス関連の展示があり、アレクサンダーマックイーンのデザイナーのコメンタリービデオと美しい芸術品のようなドレスの実物も近くで見ました。そういえば、友人に聞いた話として、ウィリアム王子と結婚したキャサリンさんは貴族出身ではないので、決して王女(Princess)と呼ばれることはなくケンブリッジ公爵夫人(Duchess of Cambridge)とのみ称されるとのこと。知りませんでした。それはともかく、貴い人の居所ということで、京都御所や仙洞御所、修学院離宮桂離宮などを思い浮かべたわけですが、美的感覚が根本から違うのだ、と改めて思ったことでした。出たところのカフェで小休止します。ラテに王冠。
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宮殿の建物内は写真禁止でしたが、お庭では許されます。木々の向こうに宮殿が見えます。
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乗り降り自由のバスツアーに参加します。Original Tourといって、ロンドン内の観光名所を回ってくれます。お手軽で日本語オーディオガイド付き。何となく分かった気になると同時に予習不足もありありと感じます。Regent St.を南下中。
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London Tower Bridgeを通過中。♪ロンドン橋落ちた♪の橋のひとつ東側にかかっています。
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近代的な町並みもあります。City Hall近くの、確かTooley St.
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バスを降りて、テムズ川沿いの大観覧車London Eyeに乗ります。1999年末に開業し、直径135メートル、カプセル数32、カプセル毎の定員25名で、世界二番目の規模だとか。
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ビッグベンもウェストミンスター寺院もはるか下です。
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お約束のプレイグラウンドで一遊びして、晩御飯食べて、帰ります。あー、暑かった。ビールはホテルのバーで頼んで部屋飲みです。