科学博物館とV&A

すーは宇宙に行けるかな〜

今日はid:propellaさんお勧めの科学博物館から回ります。特別展の”Spend your summer in SPACE” は力の入った展示でした。そのほとんどがNASAからのものだと思われますが、面白かったのが宇宙服を着た状態で細かい作業をすることができるという参加型のもの。予想以上に分厚い手袋で覆われた指はネジを回すのも非常に困難で、宇宙飛行士の苦労を体験できて貴重でした。地下にある子供のプレイスペース(確かGardenと名づけてあったと思います)はかなりのスペースを水槽にとってあって、水流が分かるように仕切り板や船が沢山備えられています。子たちは、用意されている防水ジャケットを着て、思う存分遊んでいました。けーも釘付けです。

送信者 20110803
もっと科学博物館を見てまわりたいYoくんと別れ、女性陣は隣のビクトリア・アルバート美術館へ向かいました。
送信者 20110803
ここは二十年前に私が大好きだったところで、是非再訪したいと思っていたのでした。茶道具含む日本の古美術、トルコのタイルとウィリアム・モリスのテキスタイルが展示されていたこじんまりとした博物館、というのどかな記憶とは大違いの巨大博物館で、私の記憶力は一体何なんでしょう。元をたどれば、1851年の万国博覧会から端を発した博物館は、ごった煮とまで言われる多種多様な展示品でいっぱいでした。李朝の壷を触れる展示です。この微妙な構図はすー撮影↓。
送信者 20110803
お約束のハロッズに寄って、最後の晩餐はGreen ParkからBond Streetまでえらい歩いて、カジュアルな美味しいイタリアンにありつきました。
送信者 20110803
その道すがらも古い町並みが現代に生きているという都市のありようを目の当たりにして、イギリスの奥深さを思ったことでした。公園の多さ、広さにも改めて感銘を受けました。古い町だけに地下鉄などでも階段が多くて、小さい子連れでは大変な部分もありましたが、その分バスを活用しました。バスにはストローラーは二台までと決められていて、運転手さんは混雑していてもきちんと把握していたのがプロの技でした。今回の旅で観て回った博物館全ての入場料が無料でそれにも感激です。最初はアメリカにいるときとのリズムの違いに戸惑いましたが(例:レストランのオーダーや会計の阿吽の呼吸が全く違う)、だんだんに慣れた頃に旅は終わるものですね。明日の早朝、空港に向かいます。