‘Tim Burton’ at LACMA

びっくり目の大きな空気人形

ロサンゼルス郡美術館で開催中のティム・バートン展へ行ってきました。入ってすぐに書かれていたのが、彼が隣町バーバンクの出身とのこと。あの町に住んでいたのか〜と何やら少し親近感が沸きます。さて、何とも不思議なイラストがぎっしりの会場には、バットマンのマスクやシザーハンズのはさみなど映画の衣装もあり、盛り沢山でした。「ヘンゼルとグレーテル」(1982)という短編映画は、全役アジア人俳優を用いて、かなりシュールな世界が広がっていました。LACMAのキュレーターBritt Salvesenの言葉「バートンの不安と熱狂は、誰もが共感できるレベルにある。彼はホラーとユーモア、子供っぽさと大人、闇と光のバランスが絶妙である」のとおり、私たちが出るころには時間制にもかかわらず長蛇の列でした。12週で20万人近くの来場者があったとかで、史上最大の来場者を記録した2005年のツタンカーメン展では22週で90万人あまりだったといいますから(このときの列はもう比較にならないくらいの長さ)、現代のアーティストでここまで話題になるのもすごいですね。10月末までです。
昨春、けーを出産する直前に’Alice in Wonderland’を映画館まで観に行ったのですが、すーが怖がって始まって三十分くらいで断念したのでした。最近Net Flixに入ったので、家で観直したところ今回はすーは怖がらず最後まで観られました。後味の良い作品で、しかも衣装がとても綺麗でうっとり。その後、昔のアニメーションの映画も観て、その力の入りように瞠目。こちらの方が怖おもしろいかも?「すー、この映画好きだった」という姉を横目にけーはまだまだこれからな様子です。