裏千家LA協会60周年行事

京都からお家元ご一行をお迎えしてのThe Huntington Garden でのお茶会でした。しばらく前から雨マークが動かず、あろうことか雷雨の予報で、希望もむなしく土砂降りの中での茶会となりました。お手伝いをした薄茶席は野点の予定が、日本庭園のJapanese Houseへ変更になり、実は大きな声では言えませんが嬉しかったです。普段は外から覗くだけで入れないのですよ。淡々斎がお点前なさったこともある建物だそうです。

雷雨の中、時間前から、ガーデン入り口よりはるか彼方の薄茶席までお運びくださる方が多数、本当にありがたいことでした。成り行きで下足をしているうちに順番がまわってきたお点前は、何だか訳が分からぬうちに終わってしまいました。その後、許されて濃茶席へ参りましたら、お家元ご一行と同じお席に入ることができ、光栄なことでした。
茶会が終わるころには雨も上がり、日本庭園の洗われた緑がはっとするほど美しかったです。パサデナ仏教会から移築されたばかりの清風庵（一度京都へ里帰りしお手入れされています）へは、次回ハンティントンへ行くときに見に行きたいと思います。Langham Hotelでのバンケットでも良い出会いをいただき、楽しく過ごしました。

改めて、ご準備された方々に深くお礼を申し上げます。我が家の留守番チームの皆さんもありがとうございました。おまけの写真は、家でお点前を練習していたときに付き合ってくれていた子どもたちです。浴衣を着て大また開きで茶筅を振っているすーよりも、けーの方が「おいしい、おいしい」と木の椀に点てた薄茶をごくごく飲んでいました。彼は「おけいこ」と聞くとお菓子や飴ちゃんをもらえると勘違いして、えらくテンションが上がっていて笑っちゃいます。二歳児♪