The national teacher of the year に思うこと

全米一の先生

この度、全米No.1として、オバマ大統領に表彰された隣町バーバンクの公立中学の先生は、最初、法律家を志し、出版業界勤めの後、フラワーデザインそしてイベント企画と渡り歩き、最後に就いたのが教職とのことですが、こういうところがアメリカの懐の深さだなあ、と改めて思った次第です。しかし一方で、公立学校でも居住する地域や学校によって雲泥の差があること、教育予算の削減が夥しいことは、日本にはないでしょう。
大学四回生の夏、ボランティアのため東海岸で過ごしたときに、アメリカの教育には日本で考えられている公平はない、ということに激しく驚いたわけですが、二十年を経て、自分自身がこの問題に直面しつつあることに感慨を覚えます。この九月からキンダーに上がるすーのお友達の話もかなり緊迫感が出てきました。娘は学齢まであと一年あるとはいえ、そうのんびりはしていられないでしょうか。