Hawai’i Island : Mt. Mauna Kea

オニヅカさんは本当に偉大です。

マウナケア山はハワイ島一番高い旧火山(4205メートル、13,796フィート)で、海底からの高さでは世界一ということです。頂上付近に、日本のすばる望遠鏡を含む十三基の天文台があることで有名で、2900メートル付近にはチャレンジャー号の事故で亡くなられたオニヅカさんの名を冠したビジターインフォメーションがあります。ここに昼間と夜の二回訪れました。
この日はとんでもない強風で、山頂には登ることが(といって4WDの車でですが)禁じられていました。

すーは車を降りてから建物に入るまでの間に強風にあおられて転ぶほどです。そして寒い。インフォメーションセンターはちょっとしたムービーを流す場所と売店で構成されたこじんまりとしたところです。また夜に出直すことにして、ハワイ州第二の都市たるヒロで遅めの昼食を取り、本日のホテルにチェックインします。午後はそれぞれプールやら海辺の散歩やら昼寝やら、思い思いに過ごした後、予想外に美味しいおにぎり弁当で腹ごしらえをし、再度マウナケアに向かいます。ところが目指す山に雲がかかっているのが見えます。

でもここまで来たら行くしかない!と麓から雲に向かって突撃するYoくん。

どんどん登っていくと雲が切れて無事にビジターインフォメーションに到着しました。だんだん暗くなってきて、稜線がこんな感じになってきました。右は望遠鏡のシルエットです。

夜はStar Gazingが無料で提供されており、数々の望遠鏡を覗いたり、ボランティアの方々が星について教えてくれたり、専門家によるちょっとした解説もありました。ボランティアには十代の可愛い日本人の女の子もいましたよ。

とにかく高度のおかげか星がとても綺麗に見えます。嬉しいことに南十字星も見ることができました。子どもたちにも綺麗な星を見せてあげたかったけれど、往路で寝てしまいました。強風がおさまらず本当に寒かったので、結果的には良かったというところでしょうか。
山頂での日の入りやすばる望遠鏡の見学ツアーにも参加したかったのですが、16歳未満は中腹以上に進むことを推奨されないということで、残念ながら宿題になったのでした。