東福寺と伏見稲荷

東福寺近くの美しい塀

子供は一時保育で彼らなりに楽しんでいる間に、大人たちも滅多に持てない夫婦の時間を楽しみました。保育園へ送ってから循環バスに乗り、東大路沿いの変貌振りに驚きながら(花月が出来ていました!)、まずは東福寺へ向かいます。重森三玲の市松の庭が見たかったのです。
東福寺の方丈は四方の庭全てが公開されていて、どれも作庭家の独創に溢れ、予想に違わぬ、いや、それ以上の素晴らしさでした。八相の庭には禅の意味も多分に含んでいるようですが、私はただ「あ〜、ここ好きだなあ〜。やっと来ることができて良かった〜」という気持ちのみでした。
北斗七星と天の川を模した斬新な東庭。

築山が印象的な迫力の南庭。

穏やかな西庭。

目当ての北庭はひんやりとした石と、よく手入れされたこんもりとした苔のコントラストにドキドキします。

以前に重森三玲邸へ出かけたときからの念願かなって、訪ねることができ嬉しいことでした。ただ、紅葉の時期でとてつもない人出でした。通天橋という名所があるらしいですね。東福寺がこんなに人気のあるお寺とは知りませんでした。

伏見稲荷までてくてく歩きます。

沢山の狐さんです。これは何をくわえてらっしゃるのかしら。



ずらっと並んだ鳥居は壮観です。鳥居の大きさは六種類ほどあるようです。



次回はしっかり腹ごしらえをして、是非お山めぐりをしてみたいものです。子たちと行ったら楽しいだろうな〜。東福寺もお稲荷さんも、今まで行く機会のなかった場所です。京都にまだまだ訪ねてみたい場所があります。