じんじゃぶっかく

 妙心寺退蔵院

京都最終日です。古都らしいところへ子たちと行っていないYoくんの希望で、ご近所の妙心寺まで、大雨にもかかわらず行って来ました。 陰のお庭。 陽のお庭。 有名な水琴窟が足元に埋め込まれているつくばいからは、かすかな音が聞こえます。今日は激しい雨音…

 東福寺と伏見稲荷

子供は一時保育で彼らなりに楽しんでいる間に、大人たちも滅多に持てない夫婦の時間を楽しみました。保育園へ送ってから循環バスに乗り、東大路沿いの変貌振りに驚きながら(花月が出来ていました!)、まずは東福寺へ向かいます。重森三玲の市松の庭が見た…

 泉岳寺

14日の義士祭は雨にもかかわらず、すごい人出だったそうです。母を見送ってから、すーとの散歩の締めくくりに、いつもは門前を素通りする泉岳寺へ。スロープを上がって、四十七士のお墓まで参りました。観光客がお線香を一本一本、ずらずらっと並ぶ墓前に供…

 薬師寺と東大寺

日記が遅れていますが徐々に追いつきたいと思いますので、お付き合いくださいませ。 この日は夫の仕事仲間や会議の参加者と奈良へ参りました。初めての薬師寺、小学校の遠足以来の東大寺、ともに世界遺産です。 初めて二基の塔を立てるという伽藍形式をとっ…

 番外・重森三玲邸庭園(無字庵庭園)

東福寺方丈庭園など作庭家として名高い重森三玲邸を訪れました。かつては吉田神社の神官鈴鹿家の持ち物であったのを、手に入れた昭和18年から20年以上の歳月をかけて仕上げたという庭園と茶室好刻庵、お血筋の三明氏の解説でみっちり二時間堪能しました。 画…

 円覚寺と明月院のあじさい

北鎌倉駅で妹・甥・姪と合流し、まずは鎌倉五山の二位たる円覚寺へ向かいました。鎌倉幕府八代執権北条時宗公が開基という由緒正しいお寺です。何となく質実剛健といった風のあっさりとした境内は落ち着いていて、京都の寺社とはまた違った趣が味わい深いも…

 三千院、実光院、寂光院

午後、旧友Saちゃんと大原をめぐりました。まずは三千院。国宝の阿弥陀さまの優しいお顔に吸い寄せられそうになり、苔むすお庭のお地蔵さまにも思わず手を合わせてしまいます。 すぐそばの実光院も天台系で声明のときに使う楽器を試しに鳴らすことが出来ます…

 お参り

運よくご一緒できたAra先生とKam先生のお墓参りです。私たち夫婦を引き合わせてくだすった恩人というべきKam先生に、ようやく結婚の報告ができました。唯一成立させたカップルの名に恥じぬよう(?)、先生ご夫妻のようにお互いを思いやっていきたい、と改めて…

 法界寺

お正月に来た法界寺、はからずも半年もおかず再訪となりました。国宝の阿弥陀堂と阿弥陀さま、他のお寺にはない、空気です。

 黄檗山萬福寺

隠元禅師が開山された黄檗宗の大本山です。お坊さんが一時間ほどかけてご説明くださいました。中国様式の伽藍がとても整然として幾何学的。 三門を入るとまず見えるのが、天王殿です。こちらにいらっしゃるのが大きな口の布袋さん、なのですが、中国では布袋…

 源空寺

菩提寺である弘誓寺の護持会に母とともに参加しました。今日は三箇所回ります。一つ目は法然上人二十五霊場第十五番源空寺。弘誓寺のおっさん(和尚さん)のお経に平均年齢60歳くらいの団体が合わせます。何かすごい。法然上人自らの手による張貫きの御影像…

 住蓮山安楽寺

京都好きKaさんのお供で、春の特別拝観中の安楽寺に参りました。約800年前、後鳥羽上皇の女官、松虫(まつむし)姫(ひめ)・鈴虫(すずむし)姫(ひめ)を出家させ、上皇の怒りに触れ打ち首にされた弟子の住蓮上人・安楽上人の菩提を弔うために、法然上人が作られた…

 平等院

Ma美ちゃんに誘われて宇治まで出かけました。 平等院ミュージアム「鳳翔館」にはお宝がいっぱい。ここならではの、梵鐘、鳳凰に見とれます。特別に出ていた月輪(げちりん)と蓮台は修復中のご本尊の胎内にあったとかで、その鮮やかな色彩は平安時代のものだ…

 下鴨神社

お参りとは違う用向きで訪れました。1600年年代前半に建てられた重要文化財の棟たちを見学させていただき、流石〜と感慨しきりでした。