[すー] Huntington LibraryでRock Star気分

動物の動きが気になるのです♪

先月末に滞在されていたRさんの幼少の頃の着物一式を、お母さまのご好意で譲っていただきました。どう見ても身丈が長いのですが、裾揚げをしたことがありません。折りよく、雛人形を届けにきてくれた京都の母にお願いしました。
二枚いただいた内、今回はピンク色を選んだすーです。いざ、大好きな着物を着て出陣したのは、映画「SAYURI」のロケにも使われた日本庭園を擁するHuntington Library。色とりどりの花が咲き乱れています。これはタチアオイ (hollyhock)。新婚当初に訪ねたドイツのクイッデリンブルグという町にも、見事なタチアオイがあったのを思い出します。

バラの美しいこと!上はThe Prince、下はJohann Straussという種類です。


恒例になりつつあるランチをいただいたRose Garden Tearoomです。お勧めのローズティが美味でした。

目的の日本庭園へ向かいます。藤も見事です。

日本庭園に着物の少女が入った途端、沢山の人がカメラを向けてきます。年配の男性が、すーを撮りたい、と声をかけてきました。見る見るうちに人が集まってきます。けーが「ぼくも おかあさんいがいのひとに とってもらいたいの」と乱入するも、押しとどめられ、モデルのすーは “I am a Rock Star!!!” といい気分です(顔は引きつっていますが)。

一段落ついて歩き出しても声をかけてくる人が後を絶たないので、すーは ”Again?!” と態度が高飛車になってきて、困ったことです。あなたでなくキモノに皆さん興味がおありなのですよ〜。

そこそこで退散して、Zen Gardenで自己流に舞っているところです。

流石に疲れたようで、坐忘斎お家元が寄贈された(もともとは淡々斎が寄贈されたものを京都で綺麗に直してくださった)お茶室の裏手で軽装に着替えました。

これでけーのように走り回れますし、当然ながらもう誰も声をかけてはきません。鴨?の赤ちゃんが可愛くて仕方ない二人です。

バラの美しさと小さな動物がすっか気に入ったすーのおねだりで、年会員になって帰路につきました。Ruiさん、Ruiさんのお母さま、そして京都の母、ありがとうございました!