Endeavour Fest

Endeavour Fest

スペースシャトルエンデバーがLAに来て一周年記念のイベントがでありました。嫌というほど訪れているCalifornia Science Centerですが(先週も来た)、宇宙飛行士の講演もあるということで家族で行ってきました。建物の前には、民間スペースシップのDragonが展示されています。

一人目の宇宙飛行士 Robert “Hoot” Gibsonは、STS-47で船長としてEndeavourに搭乗したときのオフィシャルポロシャツを着ながら話をしてくれました。

日本人初の宇宙飛行士毛利衛さんと一緒だったそうで、「彼が日本に帰るとロックスターのような扱いで、街を歩くと握手攻めだったらしいよ」とのこと。真ん中が彼、左端が毛利さんです。

この時はメンバー限定講演だったので客席はすっかすかに近かったのですが…二人目のStory Musgraveの講演は立ち見があるほどの盛況ぶりでした。この人の英語は早口で私には分かりにくいのですが、お笑いのライブを見に行ったのかと思うほど、客席が盛り上がる話術が素晴らしい。

プレゼンにかける意欲というだけでなく人生そのものに賭ける意欲が伝わってくるという感じです。スペースシャトル搭乗者たちが撮る公式写真の後に、同じ構図で皆で西部劇風に仮装したもの(顔は真面目)を畳みかけてこられるともう笑うしかありません。『宇宙兄弟』はとてつもなく現実に近い漫画なのかも?と思ったりします。「これがボクです」といっているところ↓

昨年暮れのパーティで家族で写真をご一緒したもらった時も、その体力に舌を巻きましたが、ハッブル宇宙望遠鏡の設計に関わり、医師でもある宇宙飛行士たりえる頭脳。常人ではありませんね。キレキレで魅力的な人です。

宇宙飛行士の講演だけでなく、ブースもいくつか出ていました。憧れの宇宙食です。

アイスクリームを味見させてもらいました。イチゴの味のするチョークのかけらみたいでしたが、それでもありがたいものでした。

けーはなぜか自分が宇宙飛行士になると思っており「ねえおかあさん、ぼくいつ、うちゅーひこうしになるの?」とふとした拍子に聞いてきます。「いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい勉強して大きくなったらね」と言っています。さてどうなることか?!「おかーさんもうちゅーひこうし、なるんでしょ」って、それは無理ですけど〜。