Grand Canyon National Park 1
二十年ほど前に数時間だけ訪ねたことがあるグランドキャニオンですが、今回三泊で歩き回りその魅力を実感した気分です。まずは以前訪ねたBright Angel Lodge辺りから。セスナで酔ってヘロヘロだった時のことを思い出します。
Yavapai Pointへ向かうTrail of Timeには、一番古い18億4000万年前から若い地層の石が順番に並べられています。
絶滅危惧種のカリフォルニアコンドルに会えました。午後遅めに出てくるみたいです。
翌日は曇り空の下、谷の途中まで下りることにしました。
いざ出発。
10分歩いて最初のポイント、Upper Tunnelは出発地点からの標高差20メートル。楽勝です。
化石らしい。
どんどん下っていきます。
これが二つ目のポイントLower Tunnelです。標高差は180メートル。けーは荷物をYoくんに預けていますね。
地層の変わり目を見ながら更に下ります。膝にきます。
これだけ下りてきました。
遠くに見えるのは目的地の1 1/2-Mile Resthouseです。標高差340メートル。
レストハウスと言ったってあるのは小さな小屋とトイレ、水道だけです。
休んでいるとラバたちが通っていきました。谷底までの唯一の交通手段のようです。
この写真の緑のところがIndian Gardenと言われる地点で、そのもっと先に本当の谷底Plateau Pointがあります。そこに行くと地球の歴史をずっとずっと感じることができるのでしょうね。日帰りではいけないところです。
私たちはここからまた谷の上に戻ります。
登りはやはりきつくて、更に写真を撮ってしまう私はみんなに置いて行かれますが、自分のペースを守ります。
名も知らぬ可愛いお花。
Lower Tunnelまで戻ってきました。
人も増えます。
往復約二時間半、達成感がありました。
お昼ごはんは二日連続でArizona Roomで。
キャニオンを見ながら美味しい食事をリーズナブルにいただけてお値打ちです。私はバイソンとビーフチリを連日いただきました。
午後はYabapai Geoplogy Museumでレンジャーの講義を受けて、子供たちはめでたくJunior Rangerの認定を受けました。
車でDesert View Driveへ向かいます。ここはGrand View Pointです。この辺は鄙びた雰囲気が素敵です。
サウスリムの東の端っこWatchtowerはアメリカ人の建築家がアメリカインディアンの様式を尊重して建てたものです。
建物内はアメリカインディアンのアーティストによる装飾がされています。
コロラド川も見えます。
ホテルに帰ろうと西へ向かっていると、エルクに会いました。とても大きくて荘厳で美しく神と崇めた人たちがいたということが良く分かります。
すーは親友にカードを書きました。
「親愛なるミシェル、グランドキャニオン国立公園は素晴らしいです。私たちはブライトエンジェルトレイルを歩きました。そしてミュール鹿と大きなつののエルクに会いました。愛をこめて すー」