雑感

今日は本当に沢山のものをみましたが、日本ではあんまりこういう戦禍のようなものを身近に感じる建物ってないですね。ベルリンが特別なのかとも思いましたが、マグデブルグ観光中でも戦争を感じましたし。先の終戦から今年で60年、8月6日、9日、15日には追悼集会がTV中継されて、見る場合は合掌しますが、日常生活で戦争に思いをいたすことはあまりないように思います。
それとも、育った京都が空襲に遭っていないからでしょうか。いや、街中の中学校に転校してきたとき驚いた、空襲除けに黒く塗られた校舎は、建て替えられてしまいましたし、あんまり残そうという気がないのかしら。でも、6月にお茶会をした山中油店さんの町家には防空壕跡が現存するそうですし、残す「意志」の問題のような気もしますがいかがでしょうか。