Los Angeles Asian & Tribal Arts Show

Asian &Tribal Arts

Santa Monica Civic Auditoriumにて開催中の、標記イベントへ行ってきました。60-70のブースがあり、そぞろ歩くにはちょうどよい規模。
収穫は、まず古瀬戸の小大海と思われる茶入を拝見できたこと。室町時代のもの、という某美術館の触れ込みがついていましたが、どうなのでしょうか。出展されているお知り合いに、もう一つこれも江戸初期くらいの高取の肩衝とともに勧められました。当然ながら、高嶺の花。そうこういっているうちに行先も決まったようで、本当の一期一会でした。
他に面白かったのは、アンティーク布です。これを帯に仕立てたらなど空想しながら、バティックやイカットを見て歩くのはとても刺激的でした。遭遇した何とも美しいイカットの値段を聞くと、こちらも私の手をすぐさま出せるところではありませんでした。いつか、インドネシア方面を歩いて回るのも面白いでしょうね。
最後の極めつけは、DARUMAという日本(古)美術の雑誌を知ったこと。日本国内で、しかも英語で編集されており、かなりの熱狂的愛好家を対象にしているものでした。知らないことがたくさん掲載されていて、目を見張ります。
よく考えると、一人でSanta Monicaまで出かけたのは初めて。何とか、夜のフリーウェイをぶっ飛ばして(?)帰ってきましたので、行動範囲が少し広がったといえるでしょうか。