JAPAN EXPO

ジャパンエクスポ

ダウンタウンコンベンションセンターで行われている催しに行ってきました。27回目だという今回の目玉は祇園の芸妓まことさんの舞台で、その方の立礼のお点前と曙という舞の見物者は優に300名を超える勢いでした。腰のすわりといい流れるような手の動きといい、流石に人をひきつけて離しません(舞のことは何にも分からない素人が失礼しました)。『はんなり』という映画のプロモーションでいらしていたようですけど、こういう会場ではなくもうちょっとしっかりしたところで拝見したいような感じもしました。司会者とのやり取りでまことさんが「今、京都は秋で本当にいい季節です」とおっしゃったのを、ああ、この方にはここが秋には思えないのだろうなあ、と面白く聞きました。確かに夏日でタンクトップやTシャツ一枚で歩いている人も多いですけど、京都の秋とは違うこれもまた秋なのだ、とLA生活二年目にして昨年とは違う感じ方をするようになったなあ、と思うことです。
さて、私にとってのもう一つの目玉はたこ焼き。他にもうどんやカレーや寿司などいろいろとある中、一番人気で長蛇の列となっていました。しかしなかなか前に進まず、1時間たっても口に出来ないのではないかという見通しとなり、あえなく断念。後は利き酒をしたり、お菓子パンを買ったり、コスプレしている十代のアメリカ人を見物したり。ジャパンエクスポといっても、中国人のブースが幾つかあったのは何故なのでしょうね。高校の文化祭のようなゆるいノリがどこか不思議な雰囲気のイベントでした。夜は久しぶりに美味しい鉄板焼きをよばれて幸せでした。