製作者と愛好者と演奏者

パイプオルガン

観客が11人という本当に贅沢なパイプオルガンコンサートがありました。オーナーであり毎日鍵盤を触っているAと作り手のG、弾き手であるW、演奏の練習中のゲストが会しているさまは、何ともほのぼのとして良い雰囲気でした。初めて聴いた17世紀後半の作曲家Dietrich BuztehudeとNikolaus Bruhnsの曲も非常によく、特に後者を聴いていると、春の野原で色とりどりの花が咲き乱れるかのようなほんわかしたあたたかい気持ち。その後私も大好きなバッハへと続いたWの演奏は、今まで聴いたこともないようなパイプオルガンの音色に溢れ、感激のひとときでした。