わが心の歌

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帯の「この国にこんなヴァイオリニストがいたのか!」の後半部分が、私にとっては「こんな破天荒な女の人がいたのか!」に変換されるような自伝でした。話題だという<望郷のバラード>のCDを聴いた後に読みすすめると、ストラディバリウスなど楽器に関する記述も何となく腑に落ちるような気になるから不思議です。また著者とお母さまとの距離感を含めての関係は、これから長女を出産する身には刺激になりました。音楽に疎い私のような者でも楽しく読了し、在京ならば是非生の音を聴きたかったところです。年明けのコンサートに興味のある方は、http://www3.ocn.ne.jp/~ichitomo/3moyoosimono/2007/2008_1tenma.htmlまで。