“これも自分と認めざるをえない”展 佐藤雅彦ディレクション

イッセイをイメージした建物です。

http://www.2121designsight.jp/program/id/index.html
テーマは属性。ある部分では自意識過剰なテーマにも思えますが、殆どがインタラクティブな参加型展示で、とても楽しいものでした。自分の指紋が作品内で泳いだり、知らない間に自分が分類されている不思議な感覚を実感できたり、出展者の一人であるさいたつさんに案内してもらい、大変有意義でした。メインの展示がダウンしていなければ、もっともっと楽しめたでしょうね。展示の最後には佐藤雅彦さんからお返事がもらえるお手紙コーナーがあり、これも含めた最新技術に感心させられます。ディレクションの佐藤さんは、いわずと知れたポリンキーのCMやだんご三兄弟ピタゴラスイッチなどで有名な方ですね。東京ミッドタウン内21_21 DESIGN SIGHTで建物は安藤忠雄設計というゴージャスさ。この六本木の旧防衛庁跡には初めて来ましたが、緑あふれる、ゆったりとした屋外スペースの取り方と近代的な建物のバランスが素敵でした。ストローラーを押す二人の子持ちから敢えて言わせてもらえるならば、各地下鉄からのアクセスや授乳室などにもうあと一踏ん張りお願いしたいところです。