Discovery Science Center

硬貨を入れなくても備品のボールで果て

I-5でオレンジカウンティを通過するとき、ずっと黒い巨大六面体が気になっていましたが、Discovery Science Centerの施設の一部でボーイングのロケット館だったのでした。ボストンの科学博物館や空港にも設置されていたGoerge Rhoadsのからくりには、すーもけーも釘付けになっていましたし、釘と言うなら釘のベッドを体感できるコーナーがあったり、ロッククライミングができたり、NFLが出資しているエリアではキーパー体験などいろいろ面白いことができます。
この週末はOptricks &Laser Extravaganza Weekendということで、レーザーのショートムービーが上映されていました。場所柄、教育的なものかと思えば、それだけに終わらずなかなか今風の出来で、隣の若いお姉ちゃんたちは立てノリで踊りまくって椅子がぎしぎし揺れていました。普通のまあまあ可愛いお姉ちゃん三人連れがサイエンスセンターに遊びに来るというのが、アメリカの面白いところですよね。ムービーはYoくんも気に入っていたし、愛国心をくすぐる表現も巧みだったので、いろいろな人の心を捉えるという意味でなかなかのものだと思います。Prismatic Magicという作り手は、学校向けにもいくつかの企画を持っているとか。
もう一つ忘れはならないのが、地震体験機があっとこと。乗ってみましたら、最初が南米のどこか、そしてLAの地震、更に神戸大震災の揺れの再現でした。神戸は私も京都で寝ぼけながらかなりの揺れを体験したので、これはどの程度の再現かと思ったのですが、すーは途中から「いやだいやだ」と半泣きになったので降ろしました。三月日本では子供たちもみんな頑張ったんだなあ、改めて思ったことでした。
このDiscovery Science Centerは、ダウンタウンのSciencenterよりも軟派なアプローチで、私のような科学苦手かも、という大人ももちろん子供もかなり楽しめます。近かったら会員になっていたこと間違いなし。