路上を動くエンデバー

スペースシャトル Endeavour(エンデヴァー)が、やっと新しい住まいCalifornia Science Center に到着しました。LAXから12マイル(19キロ)の距離を、遅れに遅れて三日かけました。道路標識や信号を外し、400本の街路樹を倒しても（後ほど千本植樹するそう）、あれだけ大きなシャトルを運ぶのだから、少し進むたびに問題発生で大変だったそう。
ともかく、サイエンスセンターの近くまで来ているはずだから、と主張するYoくんに連れられてやってきましたら、凄まじい人出です。ホットドッグやアイスクリーム屋などの物売りも出ています。係員に案内されたとおり、歩きに歩くと、遠くにシャトルが鎮座ましましているのが見えてきました。


私もけーを肩車しました。まだできるけれど肩の上に持ち上げるのが一苦労です。人出の多さに加えて、ここ二三日冷え込んでいたのに、急激に暑さが戻って、汗が背中を伝うほど。すーがぐったりしたので、女性陣は後戻りして木陰を探し、寝っ転がって休憩です。Yoくんはけーを連れて、シャトルが道路を苦労しながら進むところを見学。随分近づいてきました。

うまく合流して、今度は正面からのショット。上空にはヘリコプターがぶんぶん飛んでいるし、地上にも報道のトラックがうようよしているし、ロサンゼルス市長のヴィアライゴサが人ごみに中でスピーチしていたり、まあ賑やかなことです。

Natural History Museumでお昼休憩をしてから、Yoくんが再びシャトル見学の間、子供たちはどこかのラジオ会社が主催のPumpkin Patchに参加し、かぼちゃクラフトで、大きなかぼちゃをもらいました。Dinosaur Hallの窓からもシャトルが見えます。

ここまで来たら、もう少しでサイエンスセンターの新しいおうちなのに、なかなか進みません。私たちは次の目的地へ向かうことにしました。次回は縦向きに展示された勇姿を見ることになるのでしょう。楽しみです。