父の十七回忌

山家風・・・

五十三歳の誕生日に急逝した父の十七回忌でした。役所で「何と早い・・・」と言われたその年齢に近づきつつある今、やはり若かった、と思うことですが、食事の後の挨拶で叔母がおっしゃったことが、ありがたく心に沁みました。また、亡父ゆかりの親戚の方々が集まってくださり、父が亡くなったときにはいなかった新しい家族を披露できる幸せがありました。特にこの六月に生まれた姪っ子は、五ヶ月の赤ちゃんとは思えぬ落ち着きを見せ、何とも可愛いことでした。

けーも前回の十三回忌にはいなかった子です。年少の二人ともがお寺でお経が始まったときには、「あーあー」だの、「なに歌っているの?」だの、賑やかなことでした。けーは最後はお経で踊っていました。すーは小学五年の従姉とよく遊んでもらい、お絵描きしたものを一緒に彼女らの大叔父や大叔母にプレセンする姿が微笑ましかったです。

一月にいただき大好きな「どうぶつしょうぎ」で、大叔父に挑むすーです。結果は一勝二敗でした。

去年亡くなった私の大好きな大叔父の不在もあり、世代の移り変わりを感じた一日でしたが、亡き父を偲んで、皆さまにお目にかかれたことが本当に幸せでした。離れていますが、これからも是非とも見守っていてくださいませ。