Gray Whale Watching

母が日本から来ていたこともありバタバタしており、こちらの更新が滞っていてすみませんでした。昨日、無事に帰ったので安心して、その滞在中のことなど、少し記録したいと思います。マンザナー、もう少し待ってください(今日は28日です)。
先日サンディエゴで会った海洋生物学者Oさんが、この時期は北のほうにいるクジラが、避寒のためこの辺りまで下りてきていて良い時期ですよ、と教えてくれました。日本から来ている母の賛同を得て、そこにドイツから出張中のYoくんの同僚も加わり、ホエールウォッチングに出かけました。出発はロングビーチの水族館横のドックからです。

きりっと冷えながらも美しいお天気です。午前のツアーでは何千匹のいるかとクジラが何頭か見えた、という前情報から、期待も高まります。遠くに見えるのはパロスバーデスです。

しばらく行くと、まずはいるかが何頭かお出迎え。動きが速すぎて、うまく写真が撮れません。たくさん現れましたが、私に撮れたのはこのくらい。


かもめが気持ち良さそうに飛んでいますが、クジラはなかなか現れません。

皆、固唾を呑んで、待ち構えています。

期待が空回りするにつれて、船酔いが耐え切れないほどになり、船尾で休憩する羽目に・・・そうだ、私はこういうのに滅法弱いのだった・・・。それでも、心配して様子を見に来てくれたすーと一緒に、この日のハイライト、クジラが尻尾を一振りするとこは確認できました。興味のある方は、キャプテンの美しい写真満載ブログをぜひご覧ください。これは、私たちが参加した日のものです。http://blog.coastal-explorer.com/2013/01/12/cool-but-beautiful-on-the-water.aspx
息も絶え絶えの私は、すーに膝枕をしてもらって昼寝をしつつ、ドックへ戻りました。さすが五歳ともなると頼りになります。一方、二歳のけーは、船に乗って十五分頃からこのように昼寝を始め、見所が全て終わってから起きだしたよう。

最近、富に成長している彼ですが、まだまだ可愛いのう〜、と思わされたのが次のような会話は次のとおり。
私:「プリスクールで眠くなったら、先生になんて言うか知ってる?
けー:「うん、しってるよ。おむちゅ、かえてくだちゃい、っていうの」
何気なく聞いていた母やすーが爆笑したので、まちがったんだ、と気づいた彼は、その後間違いなく「すりーぴー、っていうの」と答えることができるようになりました。只今二歳九ヶ月。
そうそう、Gray Whaleというのはコククジラで最長16メートルほどのものらしいです。哺乳類で最大といわれるシロナガスクジラは、その倍以上の大きさで、夏が見ごろ、とYoくんが聞き込んできました。大きさが倍ということは、見つけやすいし写真も撮りやすいかも?! 次回は酔い止め持参で参戦するつもりです。