円覚寺と明月院のあじさい

円覚寺

北鎌倉駅で妹・甥・姪と合流し、まずは鎌倉五山の二位たる円覚寺へ向かいました。鎌倉幕府八代執権北条時宗公が開基という由緒正しいお寺です。何となく質実剛健といった風のあっさりとした境内は落ち着いていて、京都の寺社とはまた違った趣が味わい深いものでした。写真は、五年前に江戸時代初期の図面を基に復元したという妙香池で、虎頭岩と言われる巨岩が見所だとか。残念ながら国宝の舎利殿は、ご修行中ということで遠くから様子を窺うことができる程度でした。
続いて、紫陽花が有名な明月院へ足を運びます。ここはかつての同僚と訪ねた記憶が濃い思い出のお寺。ちょうどこれから見ごろを迎える紫陽花たちが、我さきに色づこうと競争しているかのようでした。