けいこ

 点茶板薄茶

もうすぐ臨月の社中の方が濃茶をされた後に、薄茶をさせていただきました。長板に通ずる違いがはっきり分かったような気がします。

 2007年初稽古

初稽古は重ね茶碗をさせていただきました。今年も地道に学んでいきたいと思います。

 五行棚で初炭

諸事あり炉開きはもう少し先ですので、風炉との名残を惜しんでおります。前日の灰形、五月に比べますと少しは要領を得てきたような感触でした。ひと夏の成果といえるでしょうか。そうはいっても、先はまだまだとんでもなく長いです。 前日までの夏日も少しは…

 週末のデモンストレーションに向けて

土曜日と日曜日にDescanso Gardenで行うデモンストレーションのために、準備です。小間と立礼と点てだしがあるので、運び込むお道具の確認だけでも大変。もちろん、デモンストレーション自体も点前、お客、ナレーターそれぞれの方と息を合わせてのお稽古です…

 盆香合

小習い十六か条の一つ。香合が名物や由緒があるときは、炭斗の中に入れず、お香を入れるときに、盆の上に乗せて持ち込みます。

 灰形二種

面取風炉と鬼面風炉に、それぞれ二文字をしました。同じ二文字でも五徳の有無でずい分と感じが変わります。先週無謀にも鬼面で丸灰に挑戦し、あえなく撃沈したせいか、それよりも小ましに二文字が出来て嬉しかったです。灰形は難しい。 写真は近所で見かけた…

 かまち風炉で炭所望

少しずつ気温が下がる10月には、お客さまに火を近くするということで炉を中置にします。畳の真ん中に置くので中置。10月最初のお稽古日、陽射しは柔らかく朝夕はぐんと冷え込みました。温暖な印象のロサンゼルスでも、午前中のうちは火が恋しくなる肌寒さで…

 鬼面風炉で後炭

釻や羽根の扱いが少し違うだけで、何だか調子が狂います。

 軸荘

小習い16か条のうちの一つです。扇子の扱いが難しい。写真は、前日に近所で見かけた椰子の木剪定の模様です。

 送別の会 正午の茶事

少し前から、先生を筆頭に社中一体となって準備をしていた稽古茶事の日です。手順を確認し、お軸をはじめいろいろなお道具に眼福、手作りされたお懐石で口福、と夢中になっているうちにあっという間に半日が過ぎ、気がつくと片づけをしていました。急遽の代…

 立礼

下旬の茶会でお点前をするために、立礼の稽古をしました。立礼(りゅうれい)は椅子席で行う点前で、確か明治5年の京都万博で正座できない外国人のお客さまをもてなすために、11代玄々斎が考案されたものと聞いています。結構シンプルなのですが、道具の位置…

 盆香合

香合に由緒がある場合の炭点前です。初炭なら炭斗の中に香合を仕組んで持ち込むところ、香をつぐときに盆の上に載せて持ち込みます。後炭のように、釜を清める所作もあるのが面白い。

 後炭

久しぶりで覚えているのかどうか不安だった後炭、お釜拝見の時の位置取りなど、特に頭に入れました。面白かったのは貴人清次(きにんきよつぐ)のお客役。清は貴人、次はお次すなわち随伴のこと。次は、お点前さんの点てたお茶や拝見ものをご貴人の席に運ん…

 花月22

ちょっと時差でぼーっとしつつ、久しぶりの稽古は花月でした。炭付花月での炭点前では、昨日させていただいた灰形の火袋の小ささが気になります。今回の帰国中に求めた灰匙五本組での初作品でしたが、今後の課題山積のようです。 その後、初めての員茶之式。…

 風炉で初花月 17-21

初めて花月をなさる方がお二人お見えでした。お若い方の覚えの早いことに舌を巻きます。平が三回に炭付と濃茶付。炭点前をさせていただいたとき、昨日作った二度目の灰形に月をきるのに感慨一入でした。先週よりも明らかに出来が違って、何となく愛着が沸く…

 風炉

今月から風炉のお稽古です。畳に切っていた炉はしまわれ、その代わりに一抱えあるような器=風炉を畳の上に据えて灰を入れ、炭をおこして、その上に釜を置きお湯を沸かしてお茶を点てます。風炉に入れる灰は入れっぱなしではなく綺麗に整えておくわけですが…

 今期最後のお炉

名残のお炉、旅箪笥で続き薄茶をいたしました。日々の稽古は茶事の割り稽古ということをわかっていながらも、なかなかそこに思いが至らぬことが多々ある身です。お濃茶を練って後炭省略、おざぶ、煙草盆、お菓子を運び、薄茶を点てる、という手順だけでない…

 透木釜で初炭

とても久しぶりのような気がする透木釜。透木(すきぎ)といわれる拍子木状の木片を炉壇に置いてそこに羽根のある釜をかける、その釜を透木釜といいます。釣釜と同じく五徳は使いません。暖かい4月中旬から下旬にかけて、お客様に釜の羽根で炉中の暑苦しい火…

  釣釜で花月12-16

炭付、平花月、無言投込み、濃茶付、再び無言投込みとみっちりお稽古をつけてくださいました。無言投げ込みは、水屋の段階から一切口を開かず、名乗りなしで進んでいきます。月、花が当たっても替札を取らないところは「投込み花月」と同じ。スリリングでと…

 釣釜で初炭

約一ヶ月ぶりのお稽古は、釣釜でした。暖かくなってくると炉中の五徳を外します。3月中旬から4月上旬くらいまでは天井から鎖などでお釜を吊り下げる釣釜、その後、四月いっぱいは透木(すきぎ)という釜の羽根を支える木片を炉壇に置いて使う透木釜、という…

 花月8-11の巻

12月から今の先生のお稽古に寄せていただき、1月から始まった月一回の花月稽古の3回目でした(前回の様子はこちら)。「花月百遍、朧月」というとおり、花月は百回やっても朧なままだけれど、一回のお稽古で四度ずつ稽古すれば二年経てば百回程度になるでし…

 今季最後の初炭と和菓子づくり

お軸は「春水満四澤(しゅんすい、したくにみつ)」。この五文字だけで雪解などで豊かに流れる水が思い浮かび、もうすぐ暖かい春が来るのだ、と空想が広がります。たとえ屋外は十分に暖かいロサンゼルスでもお稽古場のお茶室は山際なので少し冷え込み、この…

 唐物

久しぶりに唐物を稽古しました。お茶は上林の初昔。来週のデモンストレーションの練習をしたり、週末の初釜の準備のお手伝いをしたりして、気が付けば半日が過ぎていました。

 花月

炭付花月、平花月、結びふくさ花月、濃茶付花月、と休憩を挟みながら四回の稽古。一日に連続四回するとさすがに足運び、札のやり取りなど何となく頭と体に入ってくるというものです。炭付は先月と同じく更好棚でも花月でシンプルに進めるため、荘付はなし。…

 Camellia

二月最初のお稽古です。お軸は「紅炉一点雪」。調べると、火が盛んに燃える炉のうえに雪を置けばたちまち溶けるように、心の迷いや私欲、邪念などがすっかり消えることのたとえ、とあります。お花は椿、今にもほころぶようなつぼみがよいとされていますけれ…

 紅型小紋で2006年初稽古

今年の初稽古です。参りましたら、今月から毎月第三週は花月のお稽古日、とのこと。平花月二回と濃茶付を一回、最初は先生を入れて四人で、途中から五人でみっちりお稽古していただきました。初めての方もいるので、足運びから復習できてありがたく、月と花…

  長板総荘濃茶

濃茶では真の手が入ってくるので、薄茶のように柄杓を持って釜の蓋という草の手はできないのです。もう一つ大事なところは、清めた建水を長板に戻す時期が水次の次に来て襖を閉めて、拝見が回るのを待つということ。地板が長い場合は、ふくさも水次も平行に…

 長板総荘初炭

長板を出して皆具をかざるところからするのは初めてで、差し渡しの柄杓のこと、その柄杓をどういう風に杓たてにかざるかなんて初歩的なことも確認できてよかったです。火箸が荘ってあるのが、前回の棚有初炭と異なるところ。ふくら雀見立ての香合には確か大…

 棚有初炭

アメリカでの初稽古でした。お炉も久しぶりなら、お炭もずいぶん久しぶりであんまり覚えておらず、先生のおっしゃるとおりに手順を踏むということでしたが、とても楽しかったです。練香は坐忘斎お好みの坐雲。 後は他の方のお客役です。十三代圓能斎お好み「…